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iDempiere 資産取得方法の使い方|固定資産管理 操作マニュアル・技術仕様

📖 固定資産管理の全体像: 固定資産管理の全体図 も合わせてご覧ください。

資産取得方法(Asset Funding Mode)は、固定資産の取得方法(資金調達区分)を定義するマスタです。取得方法ごとに、会計スキーマ別の勘定科目(Funding Mode Account)を設定できます。

📌 ポイント: 本体タブは検索キー・名称・説明のみのシンプルなマスタです。会計タブは会計スキーマ単位の子レコードで、取得方法に対応する勘定を1つ指定します。

  • 資産の取得方法(資金調達区分)のコード・名称管理
  • 説明文の付与と有効/無効の切り替え
  • 会計スキーマごとの取得方法勘定(Funding Mode Account)の設定
  • 不要になった取得方法レコードの削除(削除可能マスタ)

親子2タブ構成です。

タブ名テーブル項目数役割
Funding ModeA_FundingMode約6項目取得方法の基本情報(検索キー・名称・説明)
会計A_FundingMode_Acct約4項目会計スキーマ別の取得方法勘定
graph TD
    A["🚀 ウィンドウを開く<br/>(標準メニュー未登録のためウィンドウ検索から)"] --> B["➕ 新規で検索キー・名称を入力"]
    B --> C["💾 保存"]
    C --> D["📒 会計タブへ移動"]
    D --> E["🏦 会計スキーマごとに<br/>Funding Mode Account を設定"]
    E --> F["💾 保存"]

ウィンドウを開く (標準メニュー未登録のためウィンドウ検索から) 新規で検索キー・名称を入力 保存 会計タブへ移動 会計スキーマごとに Funding Mode Account を設定

本ウィンドウは標準メニューに登録されていません(間接使用ウィンドウ)。画面上部の検索ボックスでウィンドウ名「Asset Funding Mode」を検索して開くか、ロールのメニューに追加して使用します。

  1. ツールバーの「新規」ボタンをクリック
  2. 基本情報を入力:
    • 検索キー: 取得方法の一意コード(必須・最大30文字)
    • 名称: 取得方法の名称(必須・最大60文字)
    • 説明: 補足説明(任意・最大255文字)
  3. 保存」をクリック
  4. 会計」タブに移動し、会計スキーマごとに:
    • 会計スキーマ: 対象スキーマを選択(必須)
    • Funding Mode Account: 取得方法に対応する勘定(必須)
  5. 保存」をクリック
項目名必須説明
クライアント必須選択テナント
組織必須選択組織
検索キー必須文字列一意コード(識別子)
名称必須文字列取得方法の名称(識別子)
説明-文字列補足説明
有効必須チェックレコードの有効/無効
項目名必須説明
会計スキーマ必須選択対象の会計スキーマ(親キー)
Funding Mode Account必須勘定取得方法に対応する勘定科目
有効必須チェックレコードの有効/無効

全項目一覧はリファレンス参照

本ウィンドウは iDempiere 13 の標準メニューに登録されていない間接使用ウィンドウです。ウィンドウ検索(画面上部の検索ボックス)から「Asset Funding Mode」で開くか、運用で常用する場合はロールのメニューに追加してください。

Q. 会計タブには何件登録すればよいですか?

Section titled “Q. 会計タブには何件登録すればよいですか?”

会計タブは会計スキーマ単位の子レコードです(C_AcctSchema_ID が親キー)。使用する会計スキーマごとに1件ずつ、Funding Mode Account を設定してください。会計スキーマと勘定はいずれも必須項目です。

Q. 不要になった取得方法は削除できますか?

Section titled “Q. 不要になった取得方法は削除できますか?”

A_FundingMode は削除可能(IsDeleteable=Y)なマスタです。ただし他レコードから参照されている場合は削除できないため、その場合は「有効」チェックを外して無効化してください。

🛠 技術仕様(開発者向け)

資産取得方法はマスタデータ型のウィンドウで、親テーブル A_FundingMode(アクセスレベル: All)と子テーブル A_FundingMode_Acct(アクセスレベル: Client+Org)で構成されます。専用の M クラスは存在せず、生成クラス X_A_FundingMode(202行)と X_A_FundingMode_Acct(206行)のみです。ビジネスロジックを持たない純粋な参照マスタです。

classDiagram
    class X_A_FundingMode {
        <<generated>>
        +getValue() String
        +getName() String
    }
    class X_A_FundingMode_Acct {
        <<generated>>
        +getC_AcctSchema_ID() int
        +getA_FundingMode_Acct() int
    }
    class PO {
        <<abstract>>
    }
    X_A_FundingMode --|> PO
    X_A_FundingMode_Acct --|> PO
    X_A_FundingMode "1" --> "n" X_A_FundingMode_Acct : acct per schema

<> +getValue() String +getName() String <> +getC_AcctSchema_ID() int +getA_FundingMode_Acct() int <> > PO X_A_FundingMode_Acct --

パッケージ: org.compiere.model ソースファイル: org.adempiere.base/src/org/compiere/model/X_A_FundingMode.java / X_A_FundingMode_Acct.java

カラム名必須説明備考
A_FundingMode_IDIDPK取得方法ID主キー
AD_Client_IDTableDirectYクライアント@#AD_Client_ID@
AD_Org_IDTableDirectY組織@#AD_Org_ID@
ValueString(30)Y検索キー識別子
NameString(60)Y名称識別子
DescriptionString(255)N説明
IsActiveYesNoY有効デフォルト Y

A_FundingMode_Acct(取得方法・会計)

Section titled “A_FundingMode_Acct(取得方法・会計)”
カラム名必須説明備考
A_FundingMode_IDSearchY取得方法FK親キー
C_AcctSchema_IDTableDirectY会計スキーマ親キー
A_FundingMode_AcctAccountY取得方法勘定
IsActiveYesNoY有効デフォルト Y
erDiagram
    A_FundingMode ||--o{ A_FundingMode_Acct : "acct per schema"
    A_FundingMode_Acct }o--|| C_AcctSchema : "schema"

acct per schema

M クラス・callout ともに存在せず、beforeSave/afterSave の固有ロジックはありません(PO 標準の必須チェック・一意チェックのみ)。

拡張ポイント(カスタマイズ箇所)

Section titled “拡張ポイント(カスタマイズ箇所)”
  • Model Validator: 取得方法コードの命名規則チェック等は、X_A_FundingMode を対象とした OSGi Model Validator で追加できます(M クラスが無いテーブルでも PO 経由でイベントを受け取れます)
  • Callout: 本テーブルに標準 callout はありません。必要に応じて IColumnCallout を OSGi サービスとして登録します

リファレンスページ・メニューに関連付けられた標準プロセスはありません。


資産取得方法マスタを起点に、取得区分別の会計処理や独自レポートを追加したい場合もコア改変なしで拡張できます。

As-Link株式会社では、OSGiプラグインによる安全なカスタマイズを提供しています。

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