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iDempiere パフォーマンスベンチマークの使い方|会計 操作マニュアル・技術仕様

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📖 会計の全体像: 会計の全体図 も合わせてご覧ください。

パフォーマンスベンチマークは、社内のパフォーマンス(実績)と比較するための外部データ系列(例: 株価、業界指標)を登録するマスタです。ヘッダーで系列と累計タイプを定義し、データタブに日付と値のデータポイントを蓄積します。

📌 ポイント: ベンチマークは iDempiere が自動収集するものではなく、比較したい外部データを手動(または連携処理)で登録して使います。時間軸上での扱い(累計タイプ)を系列ごとに指定できます。

パフォーマンスベンチマークでできること

Section titled “パフォーマンスベンチマークでできること”
  • 社内実績と比較する外部データ系列の定義(株価・業界指標等)
  • 累計タイプの指定(時間軸上でのデータの集計方法)
  • 日付・値によるデータポイントの登録・蓄積
  • パフォーマンス測定における比較基準としての利用
タブ名テーブル項目数役割
ベンチマークPA_Benchmark約7項目データ系列の定義(名称・累計タイプ)
データPA_BenchmarkData約8項目データポイント(日付・値)
graph TD
    A["🚀 メニューから開く<br/>会計管理 > パフォーマンス測定 ><br/>パフォーマンスベンチマーク"] --> B["➕ 新規で系列を定義<br/>名称・累計タイプ"]
    B --> C["📊 データタブへ移動"]
    C --> D["📅 データポイントを登録<br/>名称・ベンチマーク日付・ベンチマーク値"]
    D --> E["🔁 期間分を繰り返し登録"]
    E --> F["📈 パフォーマンス測定で<br/>社内実績と比較"]

メニューから開く 会計管理 > パフォーマンス測定 > パフォーマンスベンチマーク 新規で系列を定義 名称・累計タイプ データタブへ移動 データポイントを登録 名称・ベンチマーク日付・ベンチマーク値 期間分を繰り返し登録 パフォーマンス測定で 社内実績と比較

アクセス方法(メニューパス)

Section titled “アクセス方法(メニューパス)”

メニューから「会計管理 ▸ パフォーマンス測定 ▸ パフォーマンスベンチマーク」を開きます。

  1. 新規」ボタンをクリック
  2. ベンチマークタブで入力:
    • 名称: 系列名(例: 日経平均
    • 累計タイプ: 時間軸上でのデータ集計方法(必須)
  3. 保存」後、「データ」タブへ移動
  4. データポイントを登録:
    • 名称: ポイントの識別名
    • ベンチマーク日付: データの日付
    • ベンチマーク値: データの値
  5. 比較したい期間分を繰り返し登録
項目名必須説明
名称必須文字列データ系列の識別名
説明 / コメント-文字列補足説明
累計タイプ必須リスト時間軸上でのデータの集計方法
有効必須チェックレコードの有効/無効
項目名必須説明
ベンチマーク必須選択親系列(親リンク)
名称必須文字列データポイントの識別名
ベンチマーク日付必須日付データポイントの日付
ベンチマーク値必須数値データポイントの値

全項目一覧はリファレンス参照

Q. ベンチマークは何に使いますか?

Section titled “Q. ベンチマークは何に使いますか?”

ウィンドウの説明にあるとおり「社内パフォーマンスと比較するためのデータ系列(例: 株価)」です。パフォーマンス測定機能で、自社実績を外部指標と並べて評価する際の比較基準になります。

Q. 累計タイプ(Accumulation Type)とは何ですか?

Section titled “Q. 累計タイプ(Accumulation Type)とは何ですか?”

時間軸上でデータをどのように累積・集計するかの指定です(カラムヘルプ: How to accumulate data on time axis)。系列の性質(残高型か発生型か)に合わせて選択します。

Q. データは自動で取り込まれますか?

Section titled “Q. データは自動で取り込まれますか?”

標準では自動取込機能はなく、データタブへの手動登録が基本です。定期的な外部データ連携が必要な場合は、REST API 等で PA_BenchmarkData へ書き込む連携処理を別途構築します。

🛠 技術仕様(開発者向け)

パフォーマンスベンチマークは PA_Benchmark(系列)と PA_BenchmarkData(データポイント) の 2 テーブルで構成されます(いずれもアクセスレベル: System+Client、削除可能)。専用の M クラスは存在せず、生成クラス X_PA_Benchmark / X_PA_BenchmarkData のみです(保存時の独自ロジックなし)。

classDiagram
    class X_PA_Benchmark {
        <<generated>>
        +getAccumulationType() String
    }
    class X_PA_BenchmarkData {
        <<generated>>
        +getBenchmarkDate() Timestamp
        +getBenchmarkValue() BigDecimal
    }
    class PO {
        <<abstract>>
    }
    X_PA_Benchmark --|> PO
    X_PA_BenchmarkData --|> PO
    X_PA_Benchmark --> X_PA_BenchmarkData : has many

<> +getAccumulationType() String <> +getBenchmarkDate() Timestamp +getBenchmarkValue() BigDecimal <> > PO X_PA_BenchmarkData --

パッケージ: org.compiere.model ソースファイル: org.adempiere.base/src/org/compiere/model/X_PA_Benchmark.java / X_PA_BenchmarkData.java(生成クラスのみ)

カラム名必須説明備考
PA_Benchmark_IDIDPKベンチマークID
NameString(60)Y名称識別子
Description / HelpString/TextN説明 / コメント
AccumulationTypeList(1)Y累計タイプ時間軸での集計方法
IsActiveYesNoY有効

PA_BenchmarkData(ベンチマークデータ)

Section titled “PA_BenchmarkData(ベンチマークデータ)”
カラム名必須説明備考
PA_BenchmarkData_IDIDPKデータポイントID
PA_Benchmark_IDTableDirectY親系列FK親リンク(isparent)
NameString(60)Y名称識別子
BenchmarkDateDate+TimeYベンチマーク日付
BenchmarkValueNumberYベンチマーク値
IsActiveYesNoY有効
erDiagram
    PA_Benchmark ||--o{ PA_BenchmarkData : "data points"

data points

モデルクラス(M クラス)が存在しないため、保存時の独自ロジックはありません(必須制約はテーブル定義による)。データはパフォーマンス測定側の処理から比較基準として参照されます。

  • REST API 連携: PA_BenchmarkData は単純な「日付・値」構造のため、外部指標の定期取込は REST API 経由の書込みバッチで実装できます
  • Model Validator: 同一日付の重複ポイント禁止など、データ品質ルールを保存前チェックとして追加できます
  • Callout: 標準ではこれらのテーブルにカラム callout は定義されていません

リファレンスページ・メニューに直接関連するプロセスは登録されていません。


外部指標の自動取込やベンチマーク比較ダッシュボードは、REST API とプラグインの組合せで安全に構築できます。

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