iDempiere 資産再評価指数の使い方|固定資産管理 操作マニュアル・技術仕様
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📖 固定資産管理の全体像: 固定資産管理の全体図 も合わせてご覧ください。
資産再評価指数は、資産の再評価(Revaluation)で使用する指数(インデックス)または係数(ファクター)の値を登録するマスタです。ここで登録したレートが、資産再評価処理で再評価コード・乗数・有効日付の組み合わせにより参照されます。
📌 ポイント: 指数は「再評価コード × 乗数区分 × 有効日付」の組み合わせごとに 1 行で登録します。時点の異なるレートは有効日付を変えて行を追加してください。
資産再評価指数でできること
Section titled “資産再評価指数でできること”- 再評価に使用する指数・係数(Reval. Rate)の登録
- 再評価コード(Reval. Code)別の指数管理
- 乗数区分(Reval. Multiplier)別の指数管理
- 有効日付による時系列のレート管理
| タブ名 | テーブル | 項目数 | 役割 |
|---|---|---|---|
| Maintain Index | A_Asset_Reval_Index | 約6項目 | 指数・係数の登録 |
基本操作手順
Section titled “基本操作手順”graph TD
A["🚀 資産再評価指数を開く<br/>(標準メニュー未登録・要割当)"] --> B["➕ 新規で行を作成"]
B --> C["🏷 再評価コードと<br/>乗数区分を選択"]
C --> D["📅 有効日付を入力"]
D --> E["🔢 Reval. Rate(指数値)を入力"]
E --> F["💾 保存"]
F --> G["▶ 資産再評価処理から<br/>参照されて適用"]
アクセス方法(メニューパス)
Section titled “アクセス方法(メニューパス)”標準メニューには未登録のウィンドウです(AD_Window_ID: 53045)。使用する場合はシステム管理者がメニューまたはロールのウィンドウアクセスに割り当てます。
- 「新規」ボタンをクリック
- 以下を入力(すべて必須):
- Reval. Code: 再評価コード
- Reval. Multiplier: 乗数区分
- 有効日付: この指数が有効になる日付
- Reval. Rate: 指数・係数の値
- 「保存」をクリック
項目リファレンス
Section titled “項目リファレンス”| 項目名 | 必須 | 型 | 説明 |
|---|---|---|---|
| Reval. Code | 必須 | リスト | 再評価コード |
| Reval. Multiplier | 必須 | リスト | 乗数区分 |
| 有効日付 | 必須 | 日付 | 指数の有効開始日 |
| Reval. Rate | 必須 | 数値 | 指数・係数の値 |
| 有効 | 必須 | チェック | 行の有効/無効 |
よくある質問(FAQ)
Section titled “よくある質問(FAQ)”Q. 同じ再評価コードでレートを改定したい
Section titled “Q. 同じ再評価コードでレートを改定したい”同一の再評価コード・乗数区分で「有効日付」を新しくした行を追加します。日付の異なる行を並べることで時系列のレート管理ができます。
Q. 登録した指数はどこで使われますか?
Section titled “Q. 登録した指数はどこで使われますか?”資産再評価処理(A_Asset_Reval_Entry)で、Rev. Code / Reval. Multiplier / 有効日付の条件に一致する指数が参照されます。
Q. 行を削除できません
Section titled “Q. 行を削除できません”A_Asset_Reval_Index はテーブル定義で削除不可(IsDeleteable=N)です。使わなくなった指数は「有効」チェックを外して無効化してください。
🛠 技術仕様(開発者向け)
資産再評価指数は A_Asset_Reval_Index テーブル(1タブ構成)の単純なマスタです。M クラスは存在せず、生成クラス X_A_Asset_Reval_Index(244行)のみで操作します。独自のビジネスロジック・Callout はありません。
アーキテクチャ概要
Section titled “アーキテクチャ概要”classDiagram
class X_A_Asset_Reval_Index {
<<generated>>
+getA_Reval_Code() String
+getA_Reval_Multiplier() String
+getA_Effective_Date() Timestamp
+getA_Reval_Rate() BigDecimal
}
class PO {
<<abstract>>
}
X_A_Asset_Reval_Index --|> PO
パッケージ: org.compiere.model
ソースファイル: org.adempiere.base/src/org/compiere/model/X_A_Asset_Reval_Index.java
関連DBテーブル
Section titled “関連DBテーブル”A_Asset_Reval_Index(資産再評価指数)
Section titled “A_Asset_Reval_Index(資産再評価指数)”| カラム名 | 型 | 必須 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| A_Asset_Reval_Index_ID | ID | PK | 指数ID | 識別子 |
| A_Reval_Code | List | Y | 再評価コード | |
| A_Reval_Multiplier | List | Y | 乗数区分 | |
| A_Effective_Date | Date | Y | 有効日付 | |
| A_Reval_Rate | Number | Y | 指数・係数値 | |
| IsActive | YesNo | Y | 有効 |
テーブル属性: IsDeleteable=N、アクセスレベル 7(All)。
ビジネスロジック
Section titled “ビジネスロジック”生成クラスのみのため、モデル層での独自チェックはありません。一意性・整合性(同一コード×乗数×日付の重複防止など)が必要な場合は拡張ポイントで実装します。
拡張ポイント(カスタマイズ箇所)
Section titled “拡張ポイント(カスタマイズ箇所)”- 標準 Callout はありません(gw_column の callout 列は全て空)
- 重複登録防止やレート値の範囲チェックを行う場合は、OSGi Model Validator で
A_Asset_Reval_IndexのTYPE_BEFORE_NEW/TYPE_BEFORE_CHANGEをフックしてください
関連プロセス
Section titled “関連プロセス”このウィンドウに紐づく標準プロセスはありません。
関連ドキュメント
Section titled “関連ドキュメント”iDempiereカスタマイズのご相談
Section titled “iDempiereカスタマイズのご相談”再評価指数の自動取込(公表指数の一括インポート)や重複チェックの追加など、運用に合わせた拡張が可能です。
As-Link株式会社では、OSGiプラグインによる安全なカスタマイズを提供しています。